皆さんこんにちは
花を買う人（はなを）です。
さて今回は、毎週自分に花を買っている私が花をプレゼントするということについて考えてみました。
「花を贈る」――それはとても素敵な行為です。
しかし、花をもらって誰もが無条件に喜ぶわけではありません。
せっかくの気持ちが、相手にとって少し負担になってしまうこともあるのです。
そこで今回は、花をプレゼントする前に少しだけ考えてほしいポイントをまとめました。相手に本当に喜んでもらうために、ぜひ参考にしてください。
考えてみてほしいポイント
相手は花が好き？
まず大前提として、「花が好きかどうか」。意外なことかもしれませんが、花に特別な関心がない人や、花の香りが苦手な人もいます。中には「花は使えないし食べられないから、もらっても仕方がない」と感じる人もいるのです。
実際、私の知り合いの話ですが、友人の結婚式でもらった花を持ち帰ったところ、奥さんに「なんで持って帰ってきたの！？」と怒られてしまったそう。
家族に花が苦手な人がいると、せっかくの贈り物が喜ばれないケースもあります。プレゼントをする相手が花が好きかどうかは探っておく必要がありそうです。
花瓶はある？サイズは大きすぎない？
花束を渡すときに意外と大事なのが「花瓶の有無」です。たとえ小さな花束でも、受け取った相手が花瓶を持っていなければ飾れません。ましてや大きな花束ならなおさら。分けていけるにしても、複数の花瓶が必要です。
もし「花瓶を持っていないかも」と思う相手なら、小ぶりのブーケや、そのまま飾れるアレンジメントの方が親切かもしれません。花束のサイズに限らず持ち歩くときに花が見えなくなるような袋を用意しておくと安心です。
持ち帰りやすさ
花束は、受け取った後に「持って帰れるか」も重要です。電車やバスで帰る人にとって、大きな花束は手荷物になってしまいます。大きすぎて目立つと「ちょっと恥ずかしい」と感じる人もいるでしょう。
贈る場面や相手の移動手段も考えて、大きさや形を選んであげると安心です。
花だけで本当にいい？
ここも意外に大切なポイント。例えば誕生日に「花束だけ」をプレゼントされたら、多くの人は「これだけ？」と感じてしまうのではないでしょうか。（※関係性にもよる）特別な日であれば、花は＋αの存在として贈るのが安心です。
ただし、「感謝の気持ちを伝える日」には、花そのものをプレゼントにしても違和感はありません。というのも、「日頃の感謝の気持ちを伝える」ということがメインだから。その気持ちにプラスして花を…といった感じでしょうか。
誕生日を大切にする人、記念日を誕生日以上に大切にしている人、人それぞれどの日を大切にする想いの強さがことなります。その日の意味や関係性に合わせることが大切です。
結局のところ大事なのは「思いやり」
どんな場合でも、「相手に喜んでほしい」という気持ちが一番大切です。もちろん、すべてのパターンを網羅することはできません。でも、渡す前に「この人は花をもらって喜ぶだろうか」と一度立ち止まって考えることで、贈り物はぐっと特別なものになります。
この記事を検索して読んでくださっているあなたは、すでに相手のことを大切に思う優しい人に違いありません。だからこそ、花を選ぶときもその思いやりを形にしてみてください。
どうしても花をプレゼントした時は
花瓶も一緒にプレゼントする
花を贈ることが決まったら、相手が花瓶を持っているかは気にしなくてはいけません。もし持っていないかもな～という方には一緒に花瓶を贈るのはいかがでしょう。色や形は奇抜なものではなく、シンプルなものがいいでしょう。
花束のサイズを小さめにする
小さいサイズであれば、コップや空き瓶（そんなタイミングよく空き瓶があることは無いんですよね）に飾ることはできます。お花屋さんによって値段とサイズが変わってきます。お花屋さんで花束を作ってもらうときは、サイズ感を伝えておくといいでしょう。
＋αを贈る
お花だけでは心配だ…という方はお菓子も一緒に送ってみてはいかがでしょうか。お花の贈り物だけで不安な時は+αでプレゼントると安心です。
プリザーブドフラワー・ドライフラワー
花瓶がない方、水の取り換えが面倒な方へはプリザーブドフラワー/ドライフラワーがオススメです。プリザーブドフラワー/ドライフラワーは、すでに乾燥した花のこと。そのため、水に入れる必要がありません。
しかしまたここで注意点ですが、乾燥した花は風水的に良くないと考えられています。もし風水などを気にする方でしたら贈るのはやめておいたほうが無難です。また、人によってはただの枯れた花と感じる人もいるのも事実です。
まとめ
いかがでしたでしょうか？今回は花を自分のために購入している私が「花を贈ること」について考えてみました。花を贈るのはとても素敵なこと。けれど「相手にとってどうか」という視点を忘れないことが大切です。
- 相手は花が好きか？
- 花瓶はあるか？サイズは大きすぎないか？
- 持ち帰りやすいか？
- 花だけを贈っていい場面か？
この4つを意識すれば、きっと喜ばれるプレゼントになるはずです。あなたの思いやりが、花と一緒に相手の心に届きますよう願っております。
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