こんにちは。花を買う人です！
今回はダリアを購入しました。私が購入したダリアは内側から外にかけて優しいピンクから濃いピンクへとグラデーションになっていて、波打つ花びらが炎のようで魅力的でした。手のひらサイズの大きな花も存在感が抜群で、1輪だけで十分華やかです。
今回購入したダリアってどんな花なのでしょうか、、、ということで今回はダリアについて調べてみました！まずは基本情報からご紹介します！
基本情報
| 和名(カナ) | ダリア 天竺牡丹（テンジクボタン） |
| 学名 | Dahlia pinnata |
| 英名 | dahlia |
| 科名 | キク科 |
| 属名 | ダリア属 |
| 原産地 | メキシコ |
| 開花時 | 5月～11月 |
| 花色 | 赤、ピンク、白、黄色…など |
ダリアの学名は、「Dahlia pinnata」。英名は「dahlia」、そして和名は「天竺牡丹（テンジクボタン）」と名付けられています。
原産はメキシコを中心に分布しています。品種改良がすすみ様々な花の色や形、サイズや咲き方など変化に富み沢山の園芸品種があります。色は、赤・ピンク・白・紫・黄色・オレンジ・緑・濃いワインレッド(黒に近い)・クリーム色などがあります。青系、真っ黒以外の色はあるのではないでしょうか。また、単色からグラデーションになっている物、花弁と副弁の色が異なるものなど様々です。
夏の終わりから秋にかけて綺麗な花を咲かせます。
ダリアの名前の由来
ダリア(Dahlia)という名前は、スウェーデンの植物学者アンデシュ・ダール(Anders Dahl)に由来します。ダリアの種を送られたスペイン・マドリードの植物園の園長が名付けました。
日本にダリアが入ってきたのは1842年。オランダ船によって長崎に持ち込まれました。形が牡丹に似ていることから「天竺牡丹(テンジクボタン)」という和名が付けられました。天竺には、「遠方の」「外国の」などの意味があり、外国から伝わった物によく名づけられました。
ダリアの他にも、テンジクネズミやそら豆、ゼラニウムなどに「天竺」という名前が使われています。
ダリアの種類
ダリアの品種は世界中に2万(サイトによっては3万,5万と紹介しているサイトもありました)を超える種があるそうです。そのため、花の大きさや草丈、多彩な色を組み合わせた色んな見た目のダリアが存在します。種類は、「花の大きさ」「草丈」はサイズで分類ができます。そして「咲き方」は、形によって名前が付けられています。これがわかればどんな花が咲くのかイメージしやすいですね！
花の大きさ
一番小さい花は、一円玉くらいのサイズしかありません。そのような3cm以下のダリアは「極小輪」に分類されます。その次のサイズは3cm～10cmで「小輪」、10cm～20cm以上で「中輪」、20cm～26cm以上で「大輪」、26cm～30cm以上で「巨大輪」となり、30cm以上は「超巨大輪」に分類されます。
草丈
草丈も、品種によって様々です。小さい物は50cmに満たないモノから、家の2階から顔を合わせることができる2,3mのものまであります。ツリーダリアと呼ばれる種類があり、これらは茎が木質化し丈夫な茎を持っています。そのなかでも特に茎が太く、草丈が高い種が皇帝ダリア（Dahlia imperialis）です。
この草丈は、一つの株の中で一番最初に咲いた花(一番花)を基準としています。
| 草丈サイズ | |
|---|---|
| 極高性 | 150cm以上 |
| 高性 | 120cm～150cm |
| 中高性 | 100cm～120cm |
| 中性 | 70cm～100cm |
| 中矮性 | 50cm～70cm |
| 矮性 | 50cm以下 |
咲き方
ダリアは咲き方の種類が非常に豊富です。花の形は、シングル咲き・ボール咲き・ポンポン咲き・フォーマルデコラ咲き・インフォーマルデコラ咲き・カクタス咲き（ストレートカクタス咲き・インカーブドカクタス咲き・セミカクタス咲き・直弁カクタス型フリル咲き・内曲カクタス型フリル咲き・セミカクタス型フリル咲き）・水連咲き・オーキッド咲き・ダブルオーキッド咲き・アネモネ咲き・ピオニー咲き・コラレット咲きなどがあります。
一重咲き（シングル）
一重咲きダリアは、花弁が一周ぐるりと咲いています。8枚の花弁からなることが多いです。ガーベラような感じですね。
ポンポン咲き
ボール咲きと同じ形のピンポン咲き。ボール咲きより小さい、花の径が２インチ（約５２ミリ）以下の種類を指します。
フォーマルデコラ咲き
幅の広い舌状花が、幾重にもなって花を咲かせます。平たい花びらが規則正しく並んでいるのが特徴です。
インフォーマルデコラ咲き
花弁が不規則にねじれウェーブしているのが特徴です。花弁の先端が外側に反り返っています。
セミカクタス咲き
八重咲き。花びらの先端が、後ろにそって外牧に反転しているのが特徴です。
インカーブドカクタス咲き
花びらの先が、内側にカーブしているのが特徴です。cactus(カクタス)というのは、サボテンを意味します。先のとがった花びらの見た目から納得させられます。
アネモネ咲き
中心にある筒状花という部分が発達しているのが特徴です。周りの、舌状花にあたる部分は通常１重ですが、中には2重3重のものもあります。
スイレン咲き
花の形が、スイレンの花に似た見た目をしています。
ダリアの花言葉
ダリア全般の花言葉は、「華麗」「優美」「気品」「威厳」「優雅」「栄華」などがあります。この花言葉は、ダリアの美しい見た目から付けられたとされています。一方で、「移り気」「不安定」「裏切り」などのネガティブな花言葉も存在します。
また、ダリアは色によって違った花言葉が付けられています。赤いダリアの花言葉は、「華麗」「栄華」。黄色いダリアの花言葉は「優美」「栄華」。白いダリアの花言葉は、「感謝」「豊かな愛情」とされています。
皇帝ダリアは、原種で唯一個別で花言葉が付けられています。皇帝ダリアの花言葉は、「乙女の純潔」・「乙女の真心」。
| 色・品種 | 花言葉 |
|---|---|
| 全般 | 「華麗」「優美」「気品」 「威厳」「優雅」「栄華」 「移り気」「不安定」「裏切り」 |
| 赤 | 「華麗」「栄華」 |
| 黄色 | 「優美」「栄華」 |
| 白 | 「感謝」「豊かな愛情」 |
| 皇帝ダリア | 「乙女の純潔」「乙女の真心」 |
ダリアの花言葉がネガティブな理由
ダリアの花言葉は基本ポジティブな言葉多いですが、「裏切り」「移り気」「不安定」などのネガティブな花言葉も存在します。ダリアにネガティブな花言葉が付いたのには、フランス革命後の情勢が不安定だった頃に、盛んに栽培されていたことが由来とされています。そしてもう一つ、ジョセフィーヌという女性のエピソードも由来の一つとなっています。
ジョセフィーヌという女性はダリアが大好きでした。ダリアを沢山の人に自慢しました。美しいダリアを欲しがる人は沢山いましたがジョセフィーヌは独り占め。ジョセフィーヌは付き人にダリアを盗まれてしまいました。（裏切り）ダリアはあっという間に街中に広まりました。そこら中に咲くダリアに、ジョセフィーヌは魅力を感じなくなってしまいました。(移り気)このような言い伝えから「裏切り」「移り気」と言った花言葉が付けられたといわれています。
ダリアとジョセフィーヌについてのお話はコチラで詳しく紹介しています。是非合わせてご覧ください。
さいごに
いかがでしたでしょうか。今回は、ダリアについてまとめてみました。品種によって花の形がここまで異なるとは面白い花ですね～。皆さんはどの形のダリアが好きですか？私は、とても華やかな印象の(インフォーマル)デコラ咲きや、花弁の色が花弁と副弁で異なるコラレット咲きが可愛らしくていいな～と思いました！TikTok,Instagramに購入したダリアをアップしているので、是非見てください♪それではまた～
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