はじめに
今回は紫の花言葉は悲しい物が多いという情報を目にしました。調べてみると、その理由にギリシャ神話が関係していることがわかりました。今回は、紫の花言葉がネガティブなものが多い理由とされている、ヒヤシンスのギリシャ神話について紹介します。ギリシャ神話も、花言葉や誕生日と同じように諸説あるようです。皆さんのしている話と少し違う内容がふくまれるかもしれません。この話だけが正しいと思わず、こんな話もあるんだなくらいに楽しんでいただければと思います。
ギリシャ神話
登場人物
ヒュアキントス…めちゃくちゃに美少年。
アポロン…太陽神。ヒュアキントス大好き!
ゼフィルス…風の神。ヒュアキントス大好き!
あるところに、ヒュアキントスという少年がいました。彼は目覚ましいほどに美少年で、評判が立つほどでした。いつでもどこでも美少年は人気なようで、アポロンとゼフェルスも、彼の虜でした。彼らは、どうにかフィアキントスに振り向いてもらいたいと、二人で競い合っていました。
ヒュアキントスのお眼鏡にかなったのは、アポロンでした。ヒュアキントスは、アポロンのほうが好きだということを周りに言いふらします。
もちろん、その二人をゼフェルスは羨み、憎みました。彼のヒュアキントスへの気持ちは、愛から憎しみへとかわっていったのです。とうとうゼフェルスは、ヒュアキントスへの復讐を心に誓いました。
ある日、ヒュアキントスとアポロンは円盤を投げて遊んでしました。アポロンが投げた円盤に向けて風を送りました。円盤は軌道をかえ、ヒュアキントスの額に当たったのです。ヒュアキントスは血を流し、その場で息絶えてしまいました。
アポロンはひどく悲しみました。
アポロンは意を決し、ヒュアキントスの流した血からヒアシンスの花を咲かせました。
ヒヤシンスの花びらには、ギリシャ語で「あぁ悲しい」という意の「AI,AI」が刻まれているという言い伝えがあります。そして、ヒュアキントスの名にちなみ「ヒアシンス」という花の名がつけられました。
花言葉
ヒヤシンスの花言葉は「スポーツ」「遊び」「ゲーム」「悲しみを超えた愛」などがあります。
「スポーツ」「遊び」「ゲーム」という花言葉は、アポロンとヒュアキントスが円盤投げで遊んでいたことからつけられました。
ヒヤシンスの花色別の花言葉
紫:「悲哀」「悲しみ」「初恋のひたむきさ」
ピンク:「スポーツ」「ゲーム」「初恋のひたむきさ」
赤:「嫉妬」
白:「控えめな愛らしさ」「心静かな愛」
青:「変わらぬ愛」
黄色:「あなたとなら幸せ」「勝負」
最後に
いかがでしたか。今回は、ヒヤシンスに関するギリシャ神話について紹介しました。このギリシア神話を知ったら、花言葉がネガティブになることも納得です。神話と花も関係が深いようで、今後の良い題材になりそうです。また神話が関係している花があった時にご紹介したいと思います♪
それでは今日はこのへんで~読んでいただきありがとうございました♪
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