雑学

カスミソウが臭い?気のせいではない!あの可愛らしい花から漂う独特な臭いの正体とは

皆さんこんにちは
花を買う人(はなを)です。

ブーケやフラワーアレンジメントの定番として、主役を引き立てるだけでなく、ふんわりとした可憐な姿で愛され続けているカスミソウ。白く小さな花が無数に咲く姿は、清潔感や純粋無垢なイメージを抱かせます。

しかし、そんなロマンチックなイメージとは裏腹に、「カスミソウって、なんか臭い……?」と感じたことはありませんか?実はこれ、単なる気のせいではありません。実際に、カスミソウの香りを「苦手」「生臭い」「ツンとする」と感じる人は少なくありません。

一体なぜ、あんなに清楚な見た目のお花から独特の臭いがするのでしょうか。その気になる理由や原因、そして上手に付き合うための対策について詳しく解説します。

カスミソウが発する「臭い」の原因

私たちが普段「良い香り」を期待して花に近づいた際、裏切られるように感じる不快な臭い。これには、植物の生理現象や成分が深く関係しています。主な原因は大きく分けて以下の2つです。

「足の裏」や「蒸れた靴下」と同じ成分が含まれている

カスミソウの臭いの大きな原因の一つとして挙げられるのが、植物が放つ揮発性成分です。

多くの人が「汗臭い」「古い雑巾や蒸れた靴下のようだ」と表現するこの独特な臭い、実は人間の体臭や足の裏のにおいにも含まれる「イソ吉草酸(いそきっそうさん)」や、それに類似した脂肪酸(メチル酢酸など)がごく微量に関係していると言われています。

人間が「不快」と感じやすい生活臭に近い成分を、花や茎が自然に発散しているため、鼻を近づけたときにギャップのある異臭として感じられてしまうのです。

2. 花瓶の水や肥料の原因

もう一つの原因は、飾った後の環境やお手入れに関するものです。カスミソウは茎が細く、水分や養分をよく吸収します。そのため、切り花として花瓶に飾っている際、水の中にバクテリア(細菌)が繁殖すると、茎の切り口が傷んで腐敗臭を発しやすくなります。

また、栽培時に使われた有機肥料の成分が微小に残っていたり、花もちを良くするための栄養剤が水中で腐敗したりすることで、特有のツンとした生臭さが強調されることもあります。もともとの植物自体のにおいに、水の中の雑菌臭が加わることで、「さらに臭い!」と感じてしまうケースがあります。

そもそもなぜ臭い成分を持っているの?

UnsplashYoksel 🌿 Zokが撮影した写真のYoksel 🌿 Zokが撮影したイラスト素材

「どうしてそんな匂いを出すの?」と不思議に思いますよね。植物が放つ香りにはすべて理由があります。カスミソウが独特のにおいを発するのにも、自然界を生きていくための大切な生き残り戦略が隠されています。

理由は、虫を惹きつけて受粉させるため
甘い香りでチョウやハチを惹きつける花もあれば、カスミソウのように少し癖のある香りでハエや小甲虫などの昆虫(送粉者)を呼び寄せる花もあります。自然界では、このにおいが大切な子孫繁栄のツールなのです。

部屋で楽しむための「臭い対策」5選

理由がわかったとはいえ、せっかくお部屋に飾るなら快適に楽しみたいですよね。カスミソウの臭いを和らげ、可愛らしい姿をストレスなく楽しむための実践的な対策を5つご紹介します。

① 水をこまめに替え、茎の切り口を清潔に保つ

写真:はなを

水の中のバクテリア繁殖を防ぐことが一番の予防策です。水はできれば毎日替え、その際に水に浸かっていた茎の部分を斜めに少し切り落とす「水切り」を行いましょう。花瓶も洗剤で清潔に洗うのがポイントです。

② 水に浸かる部分の葉や小花は取り除く

水中に葉や小さな花が浸かってしまうと、そこから腐敗が進んで臭いが発生します。花瓶に生ける際は、水に浸かる下の方の葉や花をあらかじめ手で優しく摘み取っておきましょう。

③ 風通しの良い場所に飾る

画像:AIによって画像生成

密閉された部屋や狭い空間に置くと、どうしてもにおいがこもってしまいます。窓際やドアの近くなど、風通しの良い場所に飾ることでにおいが拡散し、気になりにくくなります。

④ ドライフラワーにする

写真:はなを

「生のカスミソウのにおいがどうしても無理……」という方におすすめなのがドライフラワーです。
しっかり乾燥させることで水分が抜け、雑菌の繁殖による臭いはほとんどなくなります。

風通しの良い日陰に吊るしておくだけで、おしゃれなインテリアとして長く楽しめます!

⑤ 「匂いを消す処理がされているもの」を選ぶ

これはいちいちお花屋さんに確認しなくてはいけないのですが….品種そのものの改良だけでなく、最近では出荷前に専用の「におい抑制トリートメント剤」を使用して、不快な匂い成分の発散を抑えたカスミソウも流通しています。

お花屋さんで買い求めた際、「意外と臭いが気にならない」と感じる場合は、こうしたにおい抑制処理済みの生花が出荷・販売されているケースも多くあります!

最後に

ふんわりと可憐な見た目のカスミソウ。そのギャップのある「臭い」は勘違いではなく、花がもつ性質でしたね。私はカスミソウを購入したいら、3日くらいは普通に飾ってそのあとはドライフラワーにしてしまいます!カスミソウ、匂いがあってもつい買ってしまいます。

皆さんもカスミソウをドライフラワーにしてみたり、花のある生活を楽しんでくださいね!

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