こんにちは
花を買う人(はなを)です。
今回はアスクレピアスを紹介します!
アスクレピアスの基本情報

一般名 | アスクレピアス |
和名 | トウワタ ヤナギトウワタ |
学名 | Asclepias |
英名 | Milkweed Butterfly Weed |
科名 | キョウチクトウ科 |
属名 | トウワタ属 |
原産地 | 北アメリカ、南アメリカ、熱帯アフリカ、一部アジア |
アスクレピアスは、小さな星形の花がドーム状に集まって咲く姿が特徴的な植物です。赤やオレンジ、ピンク、黄色など、鮮やかな花色が夏の庭を華やかに彩ってくれます。草丈は品種によって異なりますが、およそ60cmから1mほどに生長し、庭のアクセントとしても存在感を発揮します。
開花時期は初夏から秋にかけての長い期間で、6月から10月頃まで次々と花を咲かせます。花が終わった後には、先端が尖ったユニークな形の果実をつけ、これが熟すと、タンポポの綿毛に似たふわふわの毛に包まれた種子が飛び出し、風に乗って遠くまで飛んでいきます。
アスクレピアスの名前の由来

アスクレピアスの和名の由来
アスクレピアスの和名は「唐綿(トウワタ)」「柳唐綿(ヤナギトウワタ)」などがあります。以下で名前の由来を紹介します。
トウワタ

アスクレピアスの和名である「唐綿(トウワタ)」は、この植物が外国、特に「唐」の地から日本に渡来し、花後にできる種子に白い綿毛(冠毛)があることにちなんで名付けられました。
ヤナギトウワタ


「ヤナギトウワタ」という和名は、その細長い葉の形が柳に似ていて、綿毛の種を作ることから名づけられました。
アスクレピアスの学名の由来

属名である「Asclepias」は、ギリシャ神話に登場する医術の神「アスクレピオス(Aesculapius)」に由来しています。古代の人々がアスクレピアスを薬草として利用していたため、医術の神の名前がこの植物に冠されたとされています。
アスクレピアスの英名の由来
Milkweed
英名の一つ「Milkweed」は、アスクレピアスの茎を傷つけると白い乳液(ミルク)が分泌されることに由来しています。
Butterfly Weed

もう一つの英名「Butterfly Weed」は、この植物が蝶、特に北アメリカを長距離移動するオオカバマダラ(モナーク蝶)を引き寄せ、その幼虫の食草となることから名付けられました。アスクレピアスは、蝶の生態系において重要な役割を担っていると認識されています。
アスクレピアスの花言葉と由来
アスクレピアスの花言葉は「健康な体」「私を行かせて」「心変わり」「小さな恋」などがあります。
健康な体
この花言葉は、ギリシャ神話の医術の神アスクレピオスに由来しています。アスクレピオスは、あらゆる病を癒し、さらには死者をも蘇らせる力を持っていたとされています。彼の名が冠されたこの植物に、人々が健康への願いを込めたと考えられます。
私を行かせて

アスクレピアスは花後にできる果実が熟すと、その中から綿毛に覆われた種子が顔を出し、風に乗って遠くまで飛んでいきます。この種子が風に乗って飛び立つ様子が、「私を行かせて」という花言葉の由来となっています。
心変わり
この花言葉は、アスクレピアスが持つ二面性に起因しています。可憐で美しい花を咲かせる一方で、茎や葉から出る白い液体には毒性があるためです。薬草として利用されてきた歴史がある一方で、毒も持つという性質が、「心変わり」といったイメージに結びついたと言われています。
小さな恋

「小さな恋」という花言葉の明確な由来は不明ですが、アスクレピアスの小さな花がたくさん集まって咲く可愛らしい姿から、この花言葉が連想されたのではないかと推測されています
最後に
今回はアスクレピアスを紹介しました!お花屋さんで見かけた際には是非購入してみてはいかがでしょうか。
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