ポインセチアってどんな花！？名前の由来や花の造り、色別の花言葉を紹介！

皆さんこんにちは
花を買う人、はなをです。

10月に入りなんだか急に肌寒くなりましたね。秋の寒さではなく、突然冬が来てしまったようです。さて、今回は少し気が早いですがクリスマスを華やかに飾ってくれるポインセチアを紹介します。

ポインセチアの基本情報

ポインセチアは、鮮やかな色合いで冬の季節を彩る美しい花です。学名は「Euphorbia pulcherrima」とされ、英名は「Poinsettia」です。ポインセチアには、「猩々木（しょうじょうぼく）」という和名もありますが現在ではほとんど使われていません。ポインセチアはトウダイグサ科、トウダイグサ属に分類され、その原産地はメキシコです。

ポインセチアの名前の由来

英名の由来

「Poinsettia（ポインセチア）」という名前は、アメリカ合衆国の初代メキシコ公使ジョエル・ロバーツ・ポインセット（Joel Roberts Poinsett)が由来とされています。

彼が広めたこの植物は、彼の名前を取って「ポインセチア」と名付けられました。それ以来、ポインセチアはクリスマスの時期に家々を彩る、世界中で愛される花となっています。

また、学名の名前の由来に関してですが、下記のような由来があるようです。

ペンシルバニアの園芸家ロバート・ブイストはこの植物をEuphorbia pulcherrima（意味：最も美しいユーフォルビア）という学名でヨーロッパに紹介しました。

引用元ポインセチアをもっと知ってもっと楽しく！ポインセチアの名前の由来やクリスマス伝説

和名「猩々木」の由来

ポインセチアが日本に渡ってきたのは明治時代だといわれています。現在では英名をそのままカタカナで表記しますが、明治の人々はポインセチアに「猩々木（しょうじょうぼく）」という日本語の名前をつけました。

ポインセチアの花の造り

皆さんはポインセチアの花の構造について知っていますか？

ポインセチアの赤い部分を「花」と誤解している方も多いかもしれませんが、実はそれは「苞」と呼ばれる特別な葉の一部です。

この苞は、花を保護する役割を果たしており、その色鮮やかな赤やピンク、白などの色は、実際の花を中心に引き立てる役割を果たしています。本当の花は、苞の中心に小さく、控えめに咲いています。これらの小花は、一見地味に見えるかもしれませんが、苞と組み合わさることでポインセチア全体の美しさを引き立てています。

上の写真、白丸部分は「蜜腺」といい甘い蜜が入っています。密腺は、甘い蜜で虫を惹きつける役割をしています。

またポインセチアの特徴として、葉や茎を折ったり切ったり傷づけたりすると白い液体を出します。写真の様子は、葉を切った時の様子です。この液は、「植物乳液」と呼ばれるものです。直接触れると体質によってはかぶれてしまうこともありますので、触れてしまった場合はしっかりと水で洗い流すようにしてください。

ポインセチアの色別の花言葉

ポインセチアの花言葉は、「祝福」「幸運を祈る」「私の心は燃えている」「聖夜」などがあります。

ポインセチア全般の花言葉と、赤いポインセチアの花言葉は同じように扱われていることが多いようです。また、ポインセチアには、ピンクや白などの品種もありそれぞれ花言葉も付けられています。ピンク色のポインセチアには「思いやり」「清純」と言った花言葉があります。そして、白いポインセチアには「慕われる人」「あなたの祝福を祈る」という花言葉があります。

ポインセチアの色	花言葉
全般	「祝福」 「幸運を祈る」 「私の心は燃えている」 「聖夜」
赤	※全般と同じ
ピンク	「思いやり」 「清純」
白	「慕われる人」 「あなたの祝福を祈る」

さいごに

いかがでしたか？今回はポインセチアを紹介しました。

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