四字熟語とは、四つの漢字からなる熟語のことです。日本語には多くの四字熟語があり、それぞれに独特の意味やニュアンスがあります。学生のときは、文化祭や体育祭でチームの団結を示すのにちょっとカッコイイ四時熟語を弾幕やシャツに入れたクラスもあったな~なんて思い出します。
ということで今回は、「花」の漢字が使われている四字熟語を11個紹介して、その意味も教えていきます。
花鳥風月(かちょうふうげつ)
花鳥風月とは、自然の美しい風景を表す言葉です。また、そのような自然の風景を題材にして、詩や絵などを作って楽しむことも意味します。
桜花爛漫(おうからんまん)
桜花爛漫とは、桜の花が満開で見事に咲き乱れる様子のこと。
花紅柳緑(かこうりゅうりょく)
花紅栁緑とは、人が手を加えていない自然のままの美しさのことをいいます。緑の柳と紅い花のことから、春の美しい景色を表す言葉です。
春花秋月(しゅんかしゅうげつ)
春花秋月は、文字通り春に咲く花や秋の夜空の月のことであり、四季折々の自然の美しさのたとえです。
槿花一日(きんかいちじつ)
槿花一日とは、はかないことの例えです。槿花一朝(きんかいっちょう)とも言います。
槿(むくげ)という花があり、槿の花は朝に咲いて夕方にはしぼんでしまいます。この、槿の花が美しいのは一瞬であるはかない様子を表しています。
鏡花水月(きょうかすいげつ)
鏡に映った花や水に映った月は、目には見えるけれども手に取ることができません。鏡花水月とは、目の前にあっても触れることのできない、はかないもののたとえです。また、感じ取ることはできるけれども言葉では表すことができない、詩や文学などの深い味わいのたとえとしても使われます。
人面桃花(じんめんとうか)
人面桃花とは、美しい顔と桃の花の事を指します。また、以前に美しい女性にあった場所にまた行っても会うことが出来ない時に使う語です。
錦上添花(きんじょうてんか)
美しいあや織物の上に、さらに美しい花を添えることから、すでに良いものに更に良いものが加わることのたとえです。また、美しいものに美しいものを重ねることのたとえとしても使われます。
羞花閉月(しゅうかへいげつ)
容姿が非常に美しいことのたとえです。「羞」は恥らうことを意味し、あまりの美しさに花も恥じらって咲かなくなり、月も恥ずかしがって雲に隠れてしまうほど容姿が美しい女性を例えた語です。「閉月羞花(へいげつしゅうか)」とも言います。
百花斉放(ひゃっかせいほう)
たくさんの花が一斉に咲くことです。また、学問や文化、芸術などに関する議論が至る所で自由にかつ活動的に展開されることを表す語です。
百花繚乱(ひゃっかりょうらん)
様々な花が美しく咲き乱れることです。その意味から、優れた業績や優秀な人物が同じタイミングで世に出ることを意味します。
さいごに
いかがでしたか。今回は、「花」が使われている四字熟語11個紹介しました。花は、自然の美しさや女性の美しさを意味するものが多かったですね。
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