雑学

睡蓮(スイレン)と蓮(ハス)の違いはなに?見わけ方を解説!

皆さんこんにちは
花を買う人(はなを)です。

水辺を歩いていると、ふと目に飛び込んでくる美しい花々。5月頃から特に目を引くのが、ハスとスイレンではないでしょうか。皆さんは、ハスとスイレンをぱっと見分けられますか?私は以前、「これは…どっちだろう?」と悩んでいました。

実は、ハスとスイレンにはそれぞれ特徴があるんです。この違いを知っていると、水辺の散策がさらに楽しくなります。ということで今回は、ハスとスイレンの見分け方について、わかりやすくご紹介します。次回のお散歩で、ぜひ友達や家族に説明しちゃいましょう!

ハスとスイレンの基本情報

ハス(蓮)とスイレン(睡蓮)は、どちらも美しい水生植物であり、日本の庭園や池でよく見られます。しかし、これらは異なる植物であり、見た目や花の構造などにいくつかの違いがあります。以下で、ハスとスイレンの違いを詳しく解説します。

スイレンの基本情報

UnsplashJay Castorが撮影した写真

花名:スイレン
英名:Water Lily
学名:Nymphaea spp.
科:スイレン科
属:スイレン属

ハスの基本情報

UnsplashAlbina Whiteが撮影した写真

花名: ハス
英名: Lotus
学名: Nelumbo nucifera
科名: ハス科
属名: ハス属

見た目・形の違い

スイレンとハスの見た目の違いについて説明します。

花の違い

スイレンとハスの花の違い Canva

スイレンの花の特徴

Canva
  • 花が水面に咲くように咲く
  • 色が豊富
  • 花托が無い
  • 開花時期が
    温帯スイレンは5月中旬から10月頃
    熱帯スイレンは7月から10月頃
  • 咲き終わると沈む

ハスの花の特徴

Image by Trung Nguyễn from Pixabay
  • 花が水面よりも高い位置で咲く
  • ピンクや白が一般的
  • 中央に「蜂の巣」のような花托がある
  • 開花時期が7~8月頃
  • 花弁が一枚ずつ散る
Image by rabbitHome from Pixabay

蓮の花は、花弁を一枚ずつ散らして最後には花托だけを残します。この花托のぼつぼつが苦手な人が結構多いんですよね。一時期、人の肌とこのボツボツをコラージュした【ハスコラ】なんてものも出回りました。※多くの人が不快感をおぼえますので検索注意です。

葉の違い

スイレンとハスの葉の違い CANVA

スイレンの葉の特徴

UnsplashÂdÂm Kが撮影した写真
  • 切り込みがある
  • 花と同じように水に浮かぶ
  • 光沢がある

ハスの葉の特徴

yyryyr1030Pixabayが撮影した写真
  • 切れ込みはない
  • 水から出ている
  • 撥水性がある
Image by yang pin from Pixabay

スイレンの葉の撥水性
蓮の葉は撥水効果があり濡れません。子の撥水性をロータス効果と呼びます。切れ目がないため、葉に水がたまる様子も見ることが出来ます。

まとめ

項目スイレンハス
見ため
葉の形縁に切れ込みがある切れ込みがない円形
花の位置水面に広がるように咲く水面より高い位置で咲く
花の色多彩な色
(白・黄・ピンク・紫など)
ピンクや白が一般的
花托ない「蜂の巣」のような花托がある
葉の撥水性水を弾かない水をはじく

最後に

今回はスイレンとハスの違いについて解説しました。これで皆さんもスイレンとハスを見分けることが出来るようになったのではないでしょうか。植物園などで見かけ際にはじっくり観察してください。

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