皆さんこんにちは
花を買う人(はなを)です。
水辺を歩いていると、ふと目に飛び込んでくる美しい花々。5月頃から特に目を引くのが、ハスとスイレンではないでしょうか。皆さんは、ハスとスイレンをぱっと見分けられますか?私は以前、「これは…どっちだろう?」と悩んでいました。
実は、ハスとスイレンにはそれぞれ特徴があるんです。この違いを知っていると、水辺の散策がさらに楽しくなります。ということで今回は、ハスとスイレンの見分け方について、わかりやすくご紹介します。次回のお散歩で、ぜひ友達や家族に説明しちゃいましょう!
ハスとスイレンの基本情報
ハス(蓮)とスイレン(睡蓮)は、どちらも美しい水生植物であり、日本の庭園や池でよく見られます。しかし、これらは異なる植物であり、見た目や花の構造などにいくつかの違いがあります。以下で、ハスとスイレンの違いを詳しく解説します。
スイレンの基本情報

花名:スイレン
英名:Water Lily
学名:Nymphaea spp.
科:スイレン科
属:スイレン属
ハスの基本情報

花名: ハス
英名: Lotus
学名: Nelumbo nucifera
科名: ハス科
属名: ハス属
見た目・形の違い
スイレンとハスの見た目の違いについて説明します。
花の違い

スイレンの花の特徴

- 花が水面に咲くように咲く
- 色が豊富
- 花托が無い
- 開花時期が
温帯スイレンは5月中旬から10月頃
熱帯スイレンは7月から10月頃 - 咲き終わると沈む
ハスの花の特徴

- 花が水面よりも高い位置で咲く
- ピンクや白が一般的
- 中央に「蜂の巣」のような花托がある
- 開花時期が7~8月頃
- 花弁が一枚ずつ散る

蓮の花は、花弁を一枚ずつ散らして最後には花托だけを残します。この花托のぼつぼつが苦手な人が結構多いんですよね。一時期、人の肌とこのボツボツをコラージュした【ハスコラ】なんてものも出回りました。※多くの人が不快感をおぼえますので検索注意です。
葉の違い

まとめ
項目 | スイレン | ハス |
---|---|---|
見ため | ![]() | ![]() |
葉の形 | 縁に切れ込みがある | 切れ込みがない円形 |
花の位置 | 水面に広がるように咲く | 水面より高い位置で咲く |
花の色 | 多彩な色 (白・黄・ピンク・紫など) | ピンクや白が一般的 |
花托 | ない | 「蜂の巣」のような花托がある |
葉の撥水性 | 水を弾かない | 水をはじく |
最後に
今回はスイレンとハスの違いについて解説しました。これで皆さんもスイレンとハスを見分けることが出来るようになったのではないでしょうか。植物園などで見かけ際にはじっくり観察してください。
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