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花は自分の鏡である|花のある生活をおくって気がついたこと

皆さんこんにちは
花を買う人(はなを)です。

花を買う生活を始めてから、ひとつの気づきがありました。
それは、「花は自分の鏡である」ということ。

最初は、ただ部屋に彩りが欲しくて、あるいは気分転換になればと、
週に一本、二本と花を買うようになったのがきっかけでした。

お気に入りの花瓶に活けて、テーブルやデスクに飾る。

このイラストはAIによって生成されました。

たったそれだけのことなのに、部屋の雰囲気ががらりと変わる。
視界にふと花が入るだけで、心が和らぐ感覚がありました。

ですが花のある生活には、もうひとつ大切なことがあると気づきました。

それは、「花を手入れする」という時間です。

水を替える。
茎の先を少し切る。
葉がしおれてきたら取り除く。
直射日光を避けて置き場所を見直す。

そんな小さな手間が、花を長持ちさせる鍵になるのです。

そして、ふと気づきました。

自分に余裕があるときほど、花の手入れにもしっかり手がまわっている。
朝に少し早起きして、花瓶の水を替える時間を取る日もあれば、
夜寝る前に枯れかけた花を静かに取り除くような余裕がある日もある。

逆に、自分が疲れているときや忙しさに追われているときは、
花の水替えすら後回しになってしまう。

このイラストはAIによって生成されました。

気づいたら花がぐったりしていて、
慌てて水を替えても、もう取り返しがつかないこともある。

そういうとき、私は思うのです。


ああ、今の私は余裕をなくしているんだな、と。


まるで、花の様子が「今の私」を映し出してくれているようで、はっとさせられます。

花は、無言のままでも、さまざまなことを教えてくれる存在です。自分自身を見直すきっかけを、毎日の手入れの中で自然と与えてくれる。そんな風に思うようになってから、花を飾る意味が変わりました。

単に部屋を美しく見せるためでも、気分を上げるためだけでもなく、
花とともに自分の心の状態と向き合う時間を持つために、花を買っているのかもしれません。

一輪の花が長く咲き続けるように、
自分自身にも心の水を与え整える時間が必要なんだと教えられました。

最近は花を選ぶときにも、自分の気持ちに耳を傾けるようになりました。
やさしい色のガーベラに惹かれる日は、心が穏やかである証拠。
ぱっと目を引くビビッドな花屋かな花を手に取る日は、
エネルギーを求めているときかもしれません。

そんなふうに、花との生活は、私自身を知る小さな手がかりになっています。

花は、自分の鏡。

それに気がついてから、私はこれまで以上に、
花と丁寧に向き合いたいと思うようになりました。

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