花の基本情報

ワレモコウとはどんな花?基本情報から名前の由来・花言葉を紹介!

皆さんこんにちは
花を買う人、はなをです♪

今回は、ワレモコウを紹介します!

ワレモコウの基本情報

撮影:はなを
一般名ワレモコウ
和名吾亦紅
吾木香
学名Sanguisorba officinalis
英名burnet bloodwort
Great burnet
科名バラ科
属名ワレモコウ属
原産地ユーラシア大陸温帯から欧州
ワレモコウの基本情報
Image by Goran Horvat from Pixabay

ワレモコウは、秋を代表する野草の一つで、日当たりのよい草地に自生する多年草です。高さは50センチメートルから1.5メートルになり、地味な見た目ながらも、秋の風景に溶け込むその姿は多くの人々に親しまれています。

Image by U Hd from Pixabay

マッチのような頭をした部分は、花弁ではなく額片(がくへん)です。茎は細いながらも堅く、しっかりとしています。

ワレモコウの名前の由来

ワレモコウの和名の由来

このイラストはAIによって生成されました。

ワレモコウの和名の由来は諸説ありますが、以下のような説があげられます。

【説1】
神様が紅い色の花を集めていた時、花が「吾も亦紅なり」と申し出たという話が伝わっています。

【説2】
根に匂いがあるキク科植物のモッコウ (木香) にちなんでつけられたという説もあります。しかし、ワレモコウはほとんど香りはしません。

ワレモコウの学名の由来

学名の Sanguisorba はラテン名語の「sanguis(血)」と「sorbeo(吸う)」に由来し、officinalis は「薬になる」を意味します。

これはワレモコウの根茎を乾燥させたものが止血薬として使われていたことに由来します。

源氏物語に登場するワレモコウ

ワレモコウは、紫式部によって書かれた平安時代中期に書かれた源氏物語にも登場しています。源氏物語には、ワレモコウはいい香りのする植物の一つとして書かれています。

花を買う人
花を買う人

皆さんはワレモコウの香りをどう感じますか?私はあまり鼻が良くないようでほとんど香りをかんじられませんでした。

御前〔まへ〕の前栽〔せんざい〕にも、春は梅の花園を眺〔なが〕め給ひ、秋は世の人のめづる女郎花〔をみなへし〕、小牡鹿〔さをしか〕の妻にすめる萩の露にも、をさをさ御心移し給はず、老いを忘るる菊に、衰へゆく藤袴〔ふぢばかま〕、ものげなき吾亦紅〔われもかう〕などは、いとすさまじき霜枯れのころほひまで思し捨てずなど、わざとめきて、香にめづる思〔おも〕ひをなむ立てて、好ましうおはしける。

http://hal.la.coocan.jp/genji/42niou.html

ワレモコウの花言葉

ワレモコウの花言葉は「変化」「物思い」「移ろい行く日々」「感謝」「愛慕」「憧れ」です。

「移ろい行く日々」の花言葉はワレモコウが上から下へと順番に色が変わっていく様子からつけられたといわれています。

最後に

いかがでしたでしょうか。今回はワレモコウを紹介しました!

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