皆さんこんにちは
花を買う人(はなを)です。
今回は、ベニバナの花を紹介します。
ベニバナの基本情報

一般名 | ベニバナ |
和名 | ベニバナ |
別名 | スエツムハナ |
学名 | Carthamus tinctorius |
英名 | Safflower |
科名 | キク科 |
属名 | ベニバナ属 |
原産地 | アフリカ地域やエジプト |
ベニバナ(紅花)は、キク科に属する一年草の植物で、学名は Carthamus tinctorius といいます。英名では「Safflower(サフラワー)」と呼ばれています。原産地は、アフリカ地域やエジプトと言われており、古代から人間の暮らしに深く関わってきた歴史を持ちます。日本においては「紅花(べにばな)」という和名で親しまれ、主に染料や生薬、食用油の原料として広く利用されてきました。

ベニバナは、鮮やかな黄色から橙色の花を咲かせる一年草で、高さは60~100cmほどに成長します。花はとげのある葉に包まれ、アザミににた姿をしています。現在では観賞用としても人気があり、黄色から橙、紅へと変化する花色が特徴的です。
ベニバナの観察


総苞(そうほう)
- 頭状花序全体を包み込んでいる部分を「総苞」と呼びます。
- ベニバナの総苞は球形をしており、玉ねぎのような形に見えることもあります。
- 総苞を構成する一つ一つの葉を「総苞片(そうほうへん)」と呼び、特に外側の総苞片には鋭いトゲがあるのが特徴です。このトゲはベニバナを扱う際に注意が必要な点です。
小花の種類(管状花のみ)
キク科の植物の花は、主に「管状花(筒状花)」と「舌状花(ぜつじょうか)」の2種類の小花で構成されます。
ベニバナの頭状花序は、管状花のみで構成されています。舌状花は持ちません。(ヒマワリのように管状花と舌状花の両方を持つものや、タンポポのように舌状花のみで構成されるものもあります。)
私たちが「花びら」と認識する部分が、実際には一つ一つの管状花の花冠(花びらの集合体)にあたります。
花の色の変化
ベニバナの小花は、咲き始めは鮮やかな黄色をしています。しかし、開花が進むにつれて次第にオレンジ色を帯び、最終的には美しい紅色へと変化します。
このように、ベニバナの花は、キク科植物ならではの精密な構造を持つ頭状花序であり、その色の変化もまた、ユニークな特徴となっています。
ベニバナの名前の由来
ベニバナの学名の由来

ベニバナの学名は「Carthamus tinctorius」です。「Carthamus」はアラビア語で染めるを意味する「qurtum」からつけられ、「tinctorius」はラテン語で「染料の,染料になる」という意味があります。古くから染料とされていたことが名前からもわかりますね。
ベニバナの英名の由来

ベニバナの英名は「Safflower(サフラワー)」です。この名前は、アラビア語で黄色を意味する「safra」とイタリア語で花を意味する「 fiore」から付けられました。
ベニバナの花言葉

ベニバナの花言葉は、「装い」「化粧」「包容力」「愛する力」です。
購入したベニバナ紹介
品種名:不明
購入時期:6月上旬
購入価格:370円
インスタの投稿2枚目に、開花タイムラプス掲載しました!黄色からオレンジと色がかわり、花弁がわさぁ~っと生えてくる様子がわかります。
最後に
今回はベニバナを紹介しました!お花屋さんで見かけた際には是非購入してみてはいかがでしょうか。
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