みなさんこんにちは
花を買う人、はなをです
皆さんは果物や野菜がどのように、実としてなっているのか、収穫される前の様子をイメージすることはできますか?そんなの知ってるよ~!という方…パイナップルはどのようになるがご存じですか?カカオ豆は?カカオは?ジャボチカバという植物を知っていますか?
ということで今回は、実のなり方が独特で面白い植物を5つ紹介したいと思います!
パイナップル
まず、1つ目はパイナップルです。
スーパーの野菜売り場に、カットされて売られていたり、たまに丸ごと売られていることもありますね。
そんなパイナップル…
どのように実がなっているかご存じですか?
ヤシの実みたいに、木の上の方になっている?
それとも土にうまっている?
どちらとも不正解です
答えは…

イラストで表すとこんな感じ⇩

パイナップルの葉は、おおきく先がとがっており、地面にぴったりに放射状に広がります。葉の中央からまっすぐに茎が伸び、その先端に実が成ります。実は地面からおおよそ50〜100cmの位置になります。

カシューナッツ

次に紹介するのは、カシューナッツです。カシューナッツは、南米原産の「カシューナットノキ」と呼ばれる木の実です。

シューナッツに限らず、アーモンドやくるみなどナッツは種のような見た目ですが、私たちが食べる部分は「仁(じん)」と呼ばれる種の中の部分です。仁は、将来の子葉となる胚と、その胚の栄養源である胚乳で構成されています。
下の写真は、クルミの実の写真です。実のなかに入っている種の様子です。一般的に種は、実の内側にできるもの。

しかし、カシューナッツを見てみると…実の先端部分に種がぶら下がっています!

この実は「カシューアップル」と呼ばています。カシューアップルは洋ナシのような形をしており、色は黄色から赤色までさまざまです。ジュースやジャムに用いられるそうです。

カシューナッツは、カシューアップル1つからたった1つしか取れません。
とても貴重なことがわかります…
ジャボジガバ

次に紹介するのは、ジャボチカバです。ジャボチカバとは、ブラジル原産のフトモモ科の果樹です。ブドウの巨峰によく似た紫色の直径2~3cmほど果実です。日本ではあまりなじみがありませんが、ブラジルやボリビアなどではよく食べられており、果肉は肉厚で弾力があり、甘酸っぱいそうです。
さて、この木の実どのように木になるのか…。「集合体恐怖症」の方が閲覧注意かもしれません…

ジャボチカバの実は、幹に直接なります!
幹に白い小ぶりな花を咲かせ、幹に直接ついたまま黒い巨峰のような実になるのです。なかなかインパクトのある見た目です。

カカオ

次に紹介するのはカカオです。カカオと言えば、チョコレートの原料。誰もが知るカカオですが、どのように木になっているのか知っている人は少ないかもしれません。
カカオの実は、幹や枝からぶら下がって実ります。
カカオは英語で、カカオポッドと呼ばれています。ラグビーボールのような形をしいる堅い殻の中に豆が入っています。豆は、白いパルプ質の果肉に包まれたており、1つのカカオから30~40粒ほどのカカオ豆がとれます。

カカオは、白い花を1年で約1万個ほど咲かせますが、実まで成長するのは1万個のうち200~300個程しかないそうです。

芽キャベツ

芽キャベツ一つ一つを見たことある人は多いかもしれませんが、収穫前の芽キャベツを見たことがある人は少ないのではないでしょうか?

芽キャベツは、キャベツの一種で、茎に沿ってびっしりと並んだ小さな球状の芽を持ちます。
芽キャベツが茎に沿ってびっしりとはえているようすは印象的で忘れることがなさそうですね。
最後に
いかがでしょうか。今回は、実のなりかたが独特な植物を5つ紹介しました。普段私達が食べている食物がどのような状態で木になっているのかを知るのも面白いですね!
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